時計修理
2018年度入社 - 福岡本店(時計)加工
豊田 淳
JUN TOYODA
Q.
主な業務内容を教えてください。
A.
お客様からお預かりした時計の修理・メンテナンスや時計のケース等の外装ポリッシュが主な業務です。
修理・メンテナンスは、お預かりした時計の内部パーツを全て分解後、付着した汚れを綺麗に洗浄し、元通りに組み立て、各パーツに注油を行うオーバーホールや破損したパーツ交換等の部分修理を行います。
外装ポリッシュは、傷が付いた時計のケースやブレスを、研磨機を用いて表面の傷取りを行い、艶のある滑らかな状態に仕上げます。
その他にも、来店されたお客様のクォーツ時計の電池交換やベルト交換、弊社が仕入れた時計が商品として店頭に並ぶ前の検品作業やメンテナンス、ポリッシュも行っています。
Q.
嬉しかった事、苦労した事を教えてください。
A.
ある高級ブランドの時計で、内部に水が入ってしまい、機械がすべて錆びて不動になった修理品の担当になった事があり、とても苦労しました。
内部パーツの一つ一つ、小さな歯車の歯先まですべて錆びを落として磨き上げても調子が良くならず、機械の動きを見ながら調整をしていきました。
また、ケースの防水性がまったく失われており、防水機能修理についても大変手間取り、最終的な修理完了まで1か月以上掛かってしまいました。
修理中の時期には、夢でその時計が出てくるほど悩みましたが、最後の調整をして、とても良い状態になり、修理完了となった時はとても嬉しく、誰にも見られないように机の下で小さくガッツポーズを思わず取ってしまいました。
Q.
仕事のやりがいを教えてください。
A.
不動品、または、とても調子の悪い時計が修理品として来た際に、なぜ調子が悪いのか、時計内部のどの部分に不具合があるのかを考えながら、作業を行い、最終的にとても良い状態に修理出来たときや、傷だらけでボロボロだった時計を、時間をかけてポリッシュを行い、新品のようにピカピカに出来たときに、とてもやりがいを感じます。
時計修理技術者の仕事は、精密な作業が多く、ほんの少し手先がぶれただけで、時計を壊してしまう事もある為、大変集中力が求められる仕事です。
その為、難しい修理の作業を終えた時、一日の仕事が終わった時は、頭がとても疲れるのですが、同時に、それと同じくらいの充実感や達成感を感じます。